Siren.

- ダメ萌え日記 Rebirth -

こちらのWebサイトは移転しました。


5秒後に新サイトへ転送します。

ポタフェスでAstell&Kern / AK70を聴いてきました。

ポタフェス2016 in Osakaへ行ってきました。目当ては新製品ハイレゾDAP Astell&Kern/AK70の試聴です。昼すぎに会場入りして、早速アユートブースへ。AK70の試聴機の前には10人くらいの人がいましたが、試聴機は3台出ていて、かつ試聴時間は5分目安とのことだったので、それほど待たずに試聴することができました。

今回は計2回試聴したのですが、時間にして約10分という短時間でした。その中でのレビューなので、実際の内容と違う部分もあるかと思います。あくまでも個人の感想・体感・印象というレベルであることをご理解していただいた上、お読みいただけると幸いです。

 

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イヤホンは、少し前にハイコストパフォーマンス機として話題になったMEE audio/Pinnacle P1(以前にジャンケン大会でIRIVER社の営業S氏から頂戴したmmcxケーブル。バランス/アンバランス)と、FitEar/Air(アンバランス)の3つの方法で試聴しました。


まず一聴して低域に締まりがあり、ハリと勢いが感じられました。想像していたよりも低域の解像度が高く、これまで僕が試聴してきたAKシリーズとはまた違った感じだというのが第一印象でした。中高域やツヤはそれなり。基本的に元気な出音なのでモニタライクではなくリスニング用途に向いています。音作りの方向性としてはAK100IIに近い気がします。


音質的にはDAP単体でもなかなか満足度が高く、サイズもアルトイズ缶とほぼ同じフットプリントなので多段運用にも向くでしょう(対費用効果を考えるとトランスポータとしての運用はどうかと思いますが)。あとこれは個人的な話ですが、これまでのAKシリーズのバランス接続はどうもあまり好きじゃなかったんですけど、AK70のバランス接続はなかなか良い感じに仕上がっていると思います。twitterでみかけた「外部アンプはいらない」という話も、まんざらない話ではないと思えます。

UIについてですが、動作はAK第二世代と比べてもヌルサクです。手持ちのAK120とは比較にならないレベルでした。MicroSD(60GBほど使用)の読み込みもあまり待たされませんでした。ただひとつ気になったのが、曲再生中に再生箇所を先に進めようとすると、2~3秒ほど音が止まることが何度かありました。キャッシュの問題でしょうか。まぁ普段ではほとんど使わない機能なので、もし不具合として残っても実用上は問題ないかなという気もします。

 

 
実売価格は63,000円(税込)程度らしいので、同価格帯のONKYO / DP-X1との比較が予想されますが、純Android機で多様性のあるDP-X1、携帯性に優れるAK70といった感じで、音の傾向とあわせてある程度の住み分けが可能となる気もします。どちらも一長一短で好みの問題かなと思います。それこそ見た目や、好みの出音・色かどうかで選んでもいいような気がします。僕はサイズ感を重視してるので、AK70を購入しようかと考えています。

最後に某会場で某氏から聞いたような気がしなくもない話を適当に貼りつけて締めとしておきたいと思います。

 

 

 

 

 

PS4を盗まれたけど、Amazonが助けてくれた話。

どうもお久しぶりです。なんとか身体は無事に生きていますが、先日精神的に死にかける出来事があったので、その時の話をまとめてみようと思います。久しぶりにブログっぽい内容になります。結構長文。

・4月2日(土)
しのニキとぴよさんと三人で飲み会。ぴよさんが遅れる中、生ハムとワインを摘みながら二人で雑談。酒の勢いで二人ともPS4を購入することに。AmazonではPS4が一時的に品薄っぽくて4月8日(金)着予定とのこと。お互い4月末発売のパワプロ2016が目当てなので、そんなに急がないしいいやーっといった感じでしたが、僕は商品券が使える店で買うからということでその場では購入せず。その後ダラダラと生ハムとワインをおかわりしまくった上に、河岸かえて餃子たべて帰宅。


・4月3日(日)
お出かけしたあとに日本橋をフラフラと回ってみる。商品券が使えるソフマップやビックカメラではそれほどお安くないし、中古を探してみるも型落ちが約3万円+消費税。Amazonでは新品が35,956円(税込)。あー、んじゃうちもAmazonで新品をポチろう。4月8日(土)着だけどまぁいいや。…この選択が後に大きな影響をあたえることに。


・4月5日(火)
A「PS4入荷したから今日発送するよー」
おっ、流石Amazon。楽しみにしとこう。パワプロ発売までまだ時間あるからスト5もAmazonで買っとくか。


・4月6日(水)
A「PS4もスト5も今日着だよー」
スト5の配達は日本郵政で、PS4の配達はヤマト運輸か。お問い合わせ伝票番号で追跡したらPS4は宅配ボックスに入ってるな。

帰宅。さて、まずはダイヤル式で施錠されてるポストをあけてーっと…。お、日本郵便からきたスト5と思われる荷物が入ってる。PS4は宅配ボックスの中だから、ヤマト運輸の通知票が入ってる…はずだけど…あれ?…ない?なんで?通知票の入れ忘れ?それとも配達員さんが違うポストに入れてしまったのか?

宅配ボックス - Wikipedia

宅配業者や郵便局が、受取人留守の場合に荷物を入れておき、受取人に紙などで宅配ボックスに配達したことを知らせることにより荷物の受け渡しができる、ロッカー型の設備のことである。留守でも荷物が受け取れるため、共働きで昼間の宅配物の受け取りが困難な世帯や、インターネットショッピング等の通信販売をよく利用する人にニーズが高まっている。


※うちの場合は運送会社が宅配ボックスに荷物を入れて施錠し、4桁の暗証番号を決める。配達員は何番のボックスに何番の暗証番号で荷物を預けたかを記載した通知票をポストに投函。受取人はその通知票をみて宅配ボックスを解錠。荷物を受け取るという仕組みです。

詳しくは書きませんが、ヤマト運輸が宅配ボックスに商品を入れる際、暗証番号はだいたい2パターン。閉まってる宅配ボックスにその番号をあてはめて解錠しようとするも、がっ…ダメっ…!流石にちょっとこれはおかしい。もう一度ヤマト運輸のホームページでお問い合わせ伝票番号を追跡。「配達完了(宅配ボックス)」うーん。一度電話してみよう。

>ヤマト運輸サービスセンターに電話
れ「宅配ボックスへ配達完了になってるけど、荷物も通知票もないです」
ヤ「申し訳ありません。配達員をそちらへ向かわせます」
れ「アッハイ」

>ヤマト運輸の配達員さんが到着。
れ「荷物も通知票も入ってませんでした」
ヤ「えっ、間違いなく入れたはずですけど…。あっ、違う階の人も同じタイミングで通知票を入れていたので、そちらはどうなのか聞いてみます」
れ「お願いします」
ヤ「他の階の方も通知票が入ってないっていってました…」
れ「うーん。もしかして盗難?」
ヤ「可能性は高いですね。上の者を呼びますのでしばしお待ち下さい」
れ「アッハイ」

>ヤマト運輸の偉い人が到着。
れ「かくかくしかじか」
ヤ「この度は申し訳ありません」
れ「でもヤマトさんが悪いわけではない(と思いたい)ので謝らないでください」
ヤ「他の階の方も通知票がないとのことなので、やはり盗難の可能性が高いですね」
れ「宅配ボックスは開いていたので、通知票を盗んだということですか?」
ヤ「恐らくそうだと思います。ただ盗難だとこちらからはどうにもできないので、警察に被害届をだしていただけませんか?」
れ「あー、やっぱりそうですか。では明日警察へいってきます」
ヤ「お手数をお掛けしますがよろしくお願いします」


・4月7日(木)
午前中警察へ。ざっくりかくと、盗難の被害届は受理してもらったけど、ぶっちゃけ現状ではまともに動いてもらえなさそうな雰囲気。警察からは監視カメラの有無についてマンションの管理会社に確認してくれといわれる。

 

>マンション管理会社に電話
れ「実はこういうことがあって警察にいってきたんですが、宅配ボックス付近って監視カメラついてます?」
管「(見てきたけどついて)ないです」
れ「アッハイ」

>警察に電話
れ「(監視カメラは)ないです」
警「ちょっと捜査は難しいですね。指紋採取もポストや宅配ボックスは不特定多数の人が触る場所ですし厳しいです。あっ、あとさっきお会いした時はマンション管理会社の連絡先を教えてくれっていいましたけど、やっぱり必要ありません」
れ「えっ、捜査はしてくださらないんですか?」
警「そういうわけではありませんが、監視カメラなどの映像がないのであれば連絡をとる意味がありませんので…」
れ「では僕はどうしたらいいんですか?今後こういう事件が続く可能性もありますよね?」
警「管理会社と話をしてもらって、監視カメラをつけてもらうよう働きかけてください」
れ「(おいおい、マジか…)」

>マンション管理会社に再び電話
れ「警察でこういわれました。僕だけじゃなく他の方も被害にあっていますし、今後のことも含めて対策を考えてください」
管「監視カメラの設置はお金がかかることですし、オーナーと相談して考えていきます。最悪の場合、宅配ボックスの利用を中止することになるかもしれません」
れ「うーん…」

一人暮らしの僕としては宅配ボックスは本当に助かる設備でした。通販で物を買うことが多く、宅配ボックスがあるマンションを前提として引っ越しをしたといっても過言ではありませんでした。利用不可は困るけど、盗難はもっと困るし仕方ないかな…。

>ヤマト運輸の偉い人に電話
れ「ダメそうです。そちらはどうですか?」
ヤ「実は破損や紛失は保険に入ってるので対応できるんですけど、盗難は保険に入ってないから代替品対応は難しいです」
れ「あー、そうなんですか…」
ヤ「今後は通知票に直接暗証番号を記載しないなど、できる限り対策をします」
れ「ヤマトさんに落ち度はないのにすみません」
ヤ「いえ、こちらこそ申し訳ありません。ちなみに差し支えなければおいくらくらいの商品か教えていただけますか?」
れ「4万円くらいですね」
ヤ「そんなに高価な商品でしたか…。うちとしてはあくまでも問題なく配達は完了しているのですが、こうなってしまった以上、申し訳ないですし悔しいので、なんらかの形で対応できればいいのですが…」
れ「アッハイ…。どうもありがとうございます…」

あー、やっぱり泣き寝入りかー。警察は思った以上に塩対応だったなぁ。あの人達からしたら4万円なんて端金みたいなもんだろうしなぁ。はー。切り替えてもう1台PS4買えばいいかー。どうせもらった商品券だしなー。ハハハ…ハァ。

という内容をTwitterにかいていたら、「Amazonに注文した商品が未着だったけど、Amazonが代替品送ってくれたよ」といったリプライをいただく。僕の場合は「問題なく配達した」って言われてるしどうなんだろう。あと「ヤマト運輸に詰めていくべき」というリプライも多数いただく。うーん、確かにそうなんだけど、現状ではヤマト運輸さんだけが唯一味方してくれてるから、どうこういうのもなぁ…。数日間モヤモヤしながら過ごす。

 

・4月10日(土)
意を決して、ヤマト運輸さんに一報いれてから、Amazonカスタマーサポートに連絡。ホームページから申し込むとすぐ電話がかかってきた。

 

>Amazonカスタマーサポートと電話
れ「かくかく略。警察に被害届をだしましたが、現状では動きはありません。とりあえずAmazonさんにはご報告まで」
A「この度はご迷惑をお掛けしまして申し訳ありません」
れ「いえ、Amazonさんに落ち度はないので謝らないでください」
A「ありがとうございます。まずは事実の確認をヤマト運輸にいたしまして、折り返しご連絡をいたします」
れ「あ、はい。どうもです」

>2時間後。Amazonカスタマーサポートから折り返し電話
A「ヤマト運輸に確認しましたところ、やはり盗難にあった可能性が高いということでしたので、代替品を発送いたします」
れ「えっ、いいんですか!?」
A「もし盗難にあわれた商品がでてきました場合はご連絡くださいませ」
れ「あっ、はい。本当にいいんですか?」
A「はい。今後ともAmazonをよろしくお願いします」
れ「えっ、あ、はい。もちろんです。こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします」

Amazon is god.

 

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Shanling / M2レビュー

下のエントリにもちょろっと書きましたが、11月前半にShanling/M2というハイレゾDAPを購入しました。

11月5日にタオバオ輸入代行.comという代行業者に依頼し、11月17日に手元へ到着。定価1,480元+送料手数料で、総額34,000円程度でした。ハイレゾDAPとしてはお安い方ではありますが、上位機種のM3との価格差は約1万円とそれほど差がないので、どちらにするか悩ましいところではあります。なお、米Amazonでは$249かつ送料無料(ただし発送は遅め)なので、安く済ませたいという方は米尼や、セール中のAliExpressなどで購入された方が幸せかもしれません。

というわけで、当エントリではShanling/M3と比較しつつレビューしてみようと思います。

・仕様
Display : 2.35”TFT LCD screen(360x400)
Format Supported : APE, FLAC,ALAC,WMA,AAC,OGG,MP3,WAV,AIFF,DSF,DIFF
Sample rate : 44.1kHz - 192kHz
Output Level : 1.3Vrms
DAC : Cirrus Logic CS4398
Low pass filter : JRC MUSE8920
AMP : Texas Instruments TPA6120A2

 

仕様的にはHidizs/AP100に似ているなーというお話です。(エリーさん有難うございます)

・第一印象
小さい。思っていた以上に小さくて軽い。M3と比較すると一目瞭然です。

 M3 : 125.5×69.0×21.0mm 220g
 M2 : 110.0×52.5×13.8mm 118g

 

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フットプリントはXperia Ray SO-03C(111×53mm)とほぼ同等。重さはiPhone5s(119g)と同等と、ハイレゾDAPとしてはかなり小型かつ薄型で、軽い部類に入ると思います。サイズが小さいので多段運用するのにもよいのではないかと思います。

 

・付属品

持ち運び用のポーチ、USB DAC用ドライバCD、PCとの接続用のMicroUSB to USB Aケーブル、コアキシャル変換ケーブル、それと別梱包で32GBのMicroSDが入っていました。あと液晶保護フィルムも2枚入ってましたが、貼るときに剥がすシールが再剥離タイプではなく、剥がすとフィルムにベタベタと跡が残るタイプで、残念ながら実用に耐えません。


・機能
出力は3.5mmフォンアウトと、3.5mmラインアウト/コアキシャル(共有)と、ある程度割りきった仕様です。まぁここは値段相応でしょう。どちらも4極のプラグが採用されていますので、擬似バランス(GND分離)接続も可能です。コアキシャル出力は変換ケーブルが付属していますので、それを繋いだ上でM2のシステム設定→出力先設定から変更することで利用可能となります。これにより今話題のポタアン Mojoとの接続も可能になりますね。

・設定項目
M3はお世辞にも親切な設計とはいえないつくりでしたが、流石にM2はブラッシュアップしてきました。M3にはなかったギャップレス再生、フォルダスルー再生、プレイリスト(m3u・m3ug)の対応など、個人的に非常にありがたいアップデートがなされています。僕はあまり使いませんがEQも細かく設定できるようになりました。M3にもあった電源投入直後にレジューム再生する機能も残っていてくれてました。地味に便利なんですよね、あれ。

・UI/操作性

デフォルトでは中国語表記ですが、ちゃんと日本語表記も設定可能です。翻訳が少しおかしいところもありますがそれはご愛嬌。操作はタッチパネルなし、ダイアルキーと5方向のボタンはM3から変わらずですが、M2はダイアルキーでのスクロールがメイン操作となり、曲選択時にボタンでカチカチしなければいけなかったM3と比べて操作性は上がっています。ただダイアル自体が小さく、M3のようには出っ張っていないので、ボタンを誤爆したりダイアルが回しづらかったりする部分もあり、ある程度の慣れは必要になります。逆にM3はポケットの中に入れていると中で引っかかったりして音量が上がったりすることがあったので、一長一短ですね。

・再生時間
バッテリは2200mAhで公称9時間と記載されていますが、せっかくなのでテストしてみました。ゲインHigh 音量25 flacの連続再生で、満充電から8時間で電池残量18%。その後1.5時間くらいで電池切れとなりましたので、9時間は余裕でもつと思います。DSDについては未確認です。このサイズにしてはかなり頑張ってる方ではないでしょうか。ちなみにM3は3600mAhで再生時間は11時間ぐらいでした。

・音質
味付けはM3と比較すると硬い音になったと思います。締まりが増し、低音がよく出るようになりました。M3と比較すると音場はそれほど広くはありません。分離はそこそこ。M3はふわっと柔らかく広がるような音作りでしたが、M2はどちらかというとカチッとした押し出しのあるタイプだと思います。1年間使ってきたというのも大きいでしょうが、個人的にはM3の方がつよいというか好みですね。それぞれの優位点をあげるとすると、低域や音の締まりはM2、柔らかさや音場の広さはM3といったところでしょうか。

・その他/気になったこと

内蔵ストレージがないのでMicroSD(128GBまで)が必須です。ファームウェアを解凍するとFAT32フォーマッタが付属しています。M2単品ではMicroSDをフォーマットできないうえ、ファームウェアアップデートはFAT32限定らしいので、付属のフォーマッタの利用を推奨します。フォーマッタは64GBまでしか選択項目がありませんが、128GBでも容量を減らすことなく利用可能です。あと細かいことですが、MicroSDを挿入するとちゃんと筐体とツライチになってくれたのは評価しときたいです。M3は下からぴょろんと飛び出していたので…。


購入時のファームウェアはバージョン1.01でした。これが原因かわかりませんが、当初はDSD再生時に音飛びが頻発しました。公式HPにFW1.10が公開されていますので、フォーマッタでフォーマットしたうえ、FW1.10を入れたところ改善しました。ちなみに以前からお世話になっているShanlingのPanさんに確認したところ、DSDはPCM変換再生とのことでした。

 

上記Panさんに「USBデジタル出力もあるといいよね」と話をしたところ、「技術的には可能だから、将来的にファームアップデートで実装したいね」とのことでした。Geek Out V2+に出資している僕からしたらありがたいです。(いつになるかはわかりませんが)

m3uやm3ugファイルの読み取り再生はできるのですが、M2の「プレイリスト」という項目には反映されず、フォルダから再生するよう指定しないといけません。「プレイリスト」という項目にはM2内で作成したものしか入らないようで「使いづらいから何とかならない?」とメールしましたが、「僕もそう思うけど、プロダクトマーネジャは否定的。ユーザの意見の数次第だね」とのことでした。

これは一番の懸念事項ですが、低インピーダンスのイヤホンでゲイン Highだとホワイトノイズがかなり乗ります。Lowにすればそこまで酷いレベルではありませんが、気になる方には辛いと思います。ホワイトノイズについてもPanさんへメールしたところ、下のようなリプライが…

 

>The background noise is related to our circuit design-we have speficif headphone amplifier design in this DAP, using 6120 and other good chips. The white noise is brought by these but it is not affecting hearing.

意訳)いろんなチップの影響でホワイトノイズがのってるけど、音楽聴くには影響ないよ。

アバウトすぎ(´д`;)さすがや。

 

最後に分解画像をアップロードしておきます。何かの参考になりましたら幸いです。もちろん分解や改造は自己責任でお願いします。不具合や故障が発生した際は責任を持ちませんので、あらかじめご了承ください。

 

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生存とIYHの報告

お久しぶりです。社畜したりガチャで爆死したりIYHしたり転職しようとして失敗したりしていますが、なんとか無事生きています。さて、オーディオデジモノブログらしく、ここ数ヶ月で購入や出資したものを適当に列挙してみようかとおもいます。


・Shanling/M2
今年の10月末に発売されたハイレゾDAPです。去年9月に購入したM3の下位機種です。下位といっても、製品としての作りはかなりよくなっており、M3の優位性といえば音の差くらい(DAPで一番ウェイトを占める部分でもありますが)と、低価格帯DAPにしてはなかなかのつよさを見せてくれています。今現在TwitterやGoogleなどで検索しても、日本で購入しているのは僕しかいないような感じなので、また今週末くらい使用感などのレポートをまとめたいところです。

深圳市山灵数码科技发展有限公司ShanLing Audio

New DAP Shanling M2 is coming, smaller size and all new design


・Cyberdrive/Seiun Player
こちらもハイレゾDAP。DAPばっかり買ってますね。Indiegogoというクラウドファンディングサイトで現在も出資を募っている製品です。無印のSeiun Playerが15年くらい前に売られていたようなmp3プレイヤっぽい形状だったのに惹かれて購入を決意…したはずが、気がつけばProX(5.5インチ・オクタコアCPUのAndroid DAP)・PHA(ポータブルヘッドホンアンプ)とほぼ全機種に出資してしまいました。ProXは2つ購入すると$200+送料という驚きのお値段です。2016年3月から出荷予定らしいの楽しみです。

Seiun Players: Hi-Res Audio meets 4K Video | Indiegogo

・LH Labs/Geek Out V2+
こちらはポータブルヘッドホンアンプで、入力はUSBのみとかなり割り切ったつくりです。ポタアンといえば、今ではChord Electronics / Mojoが人気を博していますが、方向性が丸かぶりのGeek Out V2+は対抗馬となりうるのか、期待は高まります。ただ当初は今年8月ごろの出荷と謳い出資を募っていたのですが、いざ製造してみたら3Dプリンタで作成された外装の出来が悪く、急遽発送を延期したという曰くつき(同社はハイレゾDAP Geek Waveの度重なる迷走と延期で相当曰くがついていますが)の製品であります。

Geek Out V2: The Worlds Most Powerful Compact Amp | Indiegogo

Geek Out V2/V2+ USB DAC & Headphone Amplifier - LHLabs


・Audeze/EL-8
開放型ヘッドホンです。平面駆動型ヘッドホンは以前すけるとん君にHiFiMAN / HE-400s(だったかな?)を聴かせてもらってから興味をもっていました。Geek Out V2+のバンドルで安く購入できるということで、あまり悩まず購入。右側から音がでないという初期不良に当たって返品したりと、のっけから波乱万丈な感じではありましたが、出音自体はなかなか満足度の高いヘッドホンです。

EL-8 Open-Back | Audeze

 

・FitEar/Air
CIEM(カスタムインイヤーモニタ)です。僕自身、今年2月に購入したFitEar / Ayaに続く2台目のカスタムイヤホンとなりました。FitEar初となるハイブリッド型CIEMということで、大きな期待を背負って発表されましたが、試聴機は人を選ぶというか、ユニバーサルタイプイヤホンの構造やダイナミックドライバの駆動の問題があったりしたそうで、視聴した人の評価が綺麗にわかれた製品です。僕は一切試聴せずに購入しましたが、出音は非常に満足しています。こちらもまたのちほど記事にしたいとおもいます。

FitEar Air powerd by FOSTEX

 


と、まぁこんな感じで適度(過度?)にIYHしながらデレステのガチャを回しつつ仕事をしています。これからは、視聴したり、気に入って実際に購入したり、クラウドファンディングで出資したりしたものは可能な限りレビューしていきたいなぁとおもったりはしています。おもうのはタダなので。

 

 

 

ヘッドホン祭に参加してきました。

5月16-17日に中野で開催されたヘッドホン祭に参加してきました。メインは祭の後に開催されるバランスアンプキットのオフ会でしたが、それとあわせて色んな製品を見たり聴いたりすることができたので、ざざっと頭がよわい感想を書いていこうと思います。あくまでも僕の第一印象や所見であり、詳細なレビューではないということをあらかじめ記載しておきます。

-イヤホン・ヘッドホン編-
・KOSS/KSC75
エリーさんからお借りしました。実売3,000円以下としては相当良い。下の方に書いたxDuoo/X2と組み合わせてプアオーディオ名乗るのも一周回って逆に意識高いんじゃあないかと思ったり。エリーさん曰く「特にオススメなのは公園とか散歩しながら使うこと」なるほど納得。個人的に苦手なオンイヤータイプなのでそこだけが残念。早速ポチった。

 

・SE846(EL-8にリケーブル済)/Shure

kanaさんからお借りしました。SHUREのイヤホンは初&徹夜明けで朦朧とした状態での試聴だったけど、作りの良さはハッキリ分かりました。正直いうと音の傾向はハッキリとは覚えてないけど、個人的に好きな方向性だと思ったので、またどこかの機会で試聴しなおそうと心に誓う。


・Audio Quest/NightHawk
祭で試聴。まずゆるさが目立つ。中域・低域が制動されてない感じ。初のヘッドホンだしまぁそんなもんかなって感じで、積極的に買いにいく理由はないかも。全体的な音作りの方向性は好みだけども。実売で7万円だと一昔前のハイエンド機とあまり大差ない価格だし、それなら他買うよーってなるかなぁ。

・FitEar/Monet 17
祭で試聴。改造前のMonetは未視聴。Shanling/M3で試聴したときはAyaに低域を足したような感じの良さを感じた。係の方に許可をとって4極で試聴してみると、低音の締まりが増して明確に良くなったと思う。僕はAyaを持ってるので買い替えはないかなぁ。どっちも持ってないとしても、価格差を考えると悩ましいところだと思う。

-DAC/アンプ編-
・RE・LEAF/E1
祭で試聴。つよい。定価150万円。すごい。…だけじゃアレなのでもう少し。試聴機ではHD800が接続されていた。僕自身HD800はあまり好きじゃないけど、純粋にこれは良いというのは実感できた。HD800持ちの方が試聴して「これは自分が知ってるHD800とは違うけど、とても良い」という評価をされていたので、やはり物としては良いんだろうなと。

・OPPO/HA-2
kanaさんからお借りしました。2月のポタ研で聴いてはいたけど、あの時は「あれ、こんなもん?」って感想だった。その後、評価がやたらいいので気になってた。前回はアナログinでしか聴いてなかったので、iPhone USB接続のデジタルinで試聴。…あっ、これほしい。でもこれUSB挿し口とイヤホンジャックの位置が天地になってる。ポータブルにはつらそうなので回避。危なかった。

-DAP編-
・Hidizs/AP100(改)
エリーさん改造版。中身的にM3ぽさはあったけど、実際に試聴した感じではうちはShanling/M3のが好きかなー。中身は大差ないっぽいのに結構音が違うんだなぁという感想。

・iBasso/DX50(改)
ぜんらくん改造版。低音がよく出て締まった音。前に試聴したDX90よりつよさがある。操作性云々はDX90同様タッチパネルとハードキーのコンボで良い感じ。安かったら改造用にちょっとほしい。けど難易度高いようで軽く絶望。ぜんらブランドの改造DX50を信じろ。

・FiiO/X1(改)
fixerさん改造版。改造前は聴いたことがないけど、音が硬い印象(fixerさん曰く、元はもっと固い音をしていたとのこと)。残念ながら元々FiiOの音作りが好きじゃないので、僕としては食指が動かないかなぁ。改造するってこと自体は楽しそうだけど。

・xDuoo/X2 (FitEar/441)
キヨヲスケさんからお借りしました。1万円以下のDAPとしては音がとても良い。16bit/44.1KHzまで対応という仕様だけど値段を考えると妥当。UIひどい、液晶しょぼい。でも小さく薄くて更にイヤホンジャックは3.5mm4極(TRRS)だったりで、おもちゃとしてはかなり優秀な部類だと思う。単体運用でヘッドホンもドライブできるそうなので、正直いうと遊びで1つほしい。

・Cayin/N6
しゅくりくんのやつをカフワくん経由でお借りしました。4極は使用不可。音的には下記のCalyx Mの方が好きかな。あんまり触ってないのでレビューできないけど、操作まわりがパッと見でよくはわからなかった。

・Digital & Analog/Calyx M
カフワくんからお借りしました。4極でしか試聴してないけど、今まで聴いたDAPの中でもトップレベルでつよい。でもバッテリィが4時間しかもたないのが痛すぎる。すけるとんくんが「単体運用なら4極でこれが最強」っていってたのも頷ける。

・Questyle/QP1R
祭で試聴。一緒に周ってたぜんらくんが一聴して「あっ、これすごぉい」って言ってたので僕も横に座って聴いてみた。明確に良さを感じる。低域の沈み込みがすごく良かった。不自然さはなく、万人に受けるタイプの音作りかな。プラグは3.5mm4極(TRRS)。メーカの営業さんの話では「発売は9月頃、実売は10万円を切るくらい」ということなので、中価格帯のDAPとしては結構売れるんじゃないかなぁ。文句をつけるとすると液晶がしょぼい。ガワは高級感あるのに勿体無い。


世間一般はAKの新DAP2種やPAW5000で盛り上がっていたようですが「メジャー所だしすぐに試聴機出るでしょ」って感覚だったので、あまり普段耳にしない所を中心に見てみました。コミケで「大手はすぐ委託されるから、自分好みの新しいサークルみつけよう」みたいな。

こうやって適当にエントリ書いてから、xDuoo/X3とかOriolusとか聴いとけば良かったかなーと思ったりもするので、まぁまた機会があればふらっと試聴しにいこうかなーという感じです。気が向いたらあとで写真とか追加するかも。

 

 

 

ASI Partner / T11B Tabletを購入しました。

「日本橋のBuy Moreにまだあるそうですよ」

4/6(月)にTwitterでkanaさんから教えていただく。仕様をぐぐってみる。なるほどこれは面白そう。「まぁ行ってみて物があればIYHすりゃいいし、売り切れてるならそれはそれでネタになるからいいや」という雑な考えで仕事を切り上げて出発。日本橋到着。あ、あった。1つ購入。ついったで報告。ぴよさんが「画像の"お一人様1つ限定"ってとこに打ち消し線入ってない?」とリプライが。店員さんにきいてみる。「いくつでもいいよ」アッハイ。ついったで募集してみたところ、モンゴルくんとCuriousくんが名乗りを上げる。流石に3つは重い。あっ、雨降ってきた…。

 

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というわけで、ASI Partner/T11B Tabletという11型のWindowsタブレットを購入しました。このT11B、秋葉原では入荷後即売り切れが続いているという人気アイテムなのですが、日本橋では人気がないのか、それとも入荷が周知されてなかったのか、4/4(土)入荷分が4/6(月)の晩まで在庫がありました。

 

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T11Bの仕様を軽くまとめますと


・CPU:Celeron N2810 2GHz
・RAM:4GB
・容量:64GB(eMMC)
・液晶:11.6インチ 1366*768 TNパネル
・無線:802.11a/b/g/n(ac非対応) / Bluetooth4.0


ってとこです。詳細については下記をご確認ください。

ASI Partner > Solutions > Mobile > ASI Notebook Solutions > T11B


という感じで、巷に氾濫している「CPU:Atom z37xx RAM:1~2GB」の安いWinタブとは違い、CPU:N2810 RAM:4GBで結構強そうな感じです。しかしBayTrail CPUなので、OSはWindows8以上じゃないとインストールできません。家には7 Proが余っていたのですが、それは使用不可。んじゃどうすっかなーと考えた結果、Windows10 Technical Previewが配布されてることを思い出したので、物は試しでそれをインストールしてみました。

OSのインストールは、USBハブにキーボードと光学ドライブを接続し、電源投入直後にESC(DELだったかな)でBiosに入り、EFI Shellを無効化、光学ドライブを優先BOOTに設定します。まぁ互換機にOSを入れる感じですね。EFI Shellでもコマンドを入力すればOSインストールは可能なようですが、BOOT順を変更した方が楽に処理できると思います。

OSインストールはこちらを参考にさせていただきました。

テックウィンド T11B タブレットの注意点等 - aruto's diary

 

あとで知りましたが、USBメモリやMicroSDをブートローダにしてやることでキーボードや光学ドライブなしでもOSインストールが可能だそうです。

話題のOSなしタブレット T11Bを買ってみた -セットアップ-

 

150425追記:僕が代理購入したCuriousくんがレビューを書いてくれましたのでリンクを張っておきます。画像が多く、質感や付属品などがわかりやすいです。

そこら辺の格安Winタブよりもそこそこのスペックを誇る格安Winタブ「T11B」を買ってみました。


インストールは3~40分くらいで終了。無線LANやBluetooth、タッチパネルなどはWin10TPのドライバで問題なく認識/動作します。とりあえず1時間ほど触ってみた印象をざっと書いてみます。

○利点
・税込13,500円と格安。
・11型液晶なので作業性が高い。
・フルサイズUSB3.0ポートを1つ搭載。
・タッチパネルが10点マルチタッチ。
・Atom CPUのWinタブより動作がサクサク。

×難点
・950gとかなり重い。

 (150428追記:実測で本体が801gだそうです。)
・OSやOfficeは別売り。
・液晶がTNパネルなので視野角が狭い。
・無線LANの掴みが非常に悪い。

Atom z37xx搭載のMiix2 8やm-Stickと比較してみたところ、かなりサクサクと動いてくれます。CPUのおかげかRAMのせいかわかりませんが、ブラウジングや動画再生、文書作成くらいなら問題ありません。ただ負荷をかけるともたつきを感じることもありました。

総括しますと、性能的にはお値段以上の価値がありますが、Win8以上のOSやOfficeのライセンスが余っているとか、Winタブが欲しいけどAtom z37xxシリーズはちょっと…という人向けという、なんともニッチなアイテムだなぁという印象です。据置きにするにはNUCの方が性能が高くコンパクト。外出用や作業用に持ち運びするには、Bluetoothキーボード等もあわせると下手なノートよりも重くなってしまう。それでもまぁ値段は安いので、どこか我慢すれれば問題はないかもしれませんが、かなり用途を選ぶと思います。

ちなみに僕は寝室用PCとして、音楽・動画再生と、PT3+Spinelでテレビの宅内視聴ができればなーと思っていたのですが、無線LANの掴みが相当悪く(m-Stickと大差ないくらいに悪い)、5mほど離れた隣の部屋に持って行くと、満足にネットワークにつながらないといった状態で、11ac対応のアクセスポイントかUSBドングルを購入するかーと悩んでいるところです。こういった格安アイテムに追加でお金を落とすのなら、最初からちゃんとしたもの買っておけばよかったーという感じなので正直うーむ…。

最後にですが、T11Bは値段相応の作りで、僕の分はボリュームのシーソーボタンの片方が効かなかったり(触っているうちに馴染んだのか、普通に動作するようにはなりました)、Curiousくんの分は充電してもACアダプタを抜くと電源が落ちるといった初期不良で返品したりもしましたので、トラブルは自分でなんとかできる方や、ハズレを引いても笑って済ませられる方のみ手出しされた方がいいと思います。

 

 

 

Shanling / M3は4極か?

よくわからないタイトルで始まりましたが、簡単に説明すると「Shanling/M3というDAPで使われているイヤホン用の3.5mmステレオミニプラグ(メス)は3極なのか4極なのか」ということです。「3極?4極?なにそれ美味しいの?」な人向けにDAPのイヤホンプラグについてQ&A形式でちょっと書いてみます。

>DAP側が4極だと何かいいことあるの?
3極プラグだとイヤホンへのアサイン(信号の配列)は先端からL+/R+/GND(L-R-共通)となるのですが、4極プラグだとL+/R+/GND(L-)/GND(R-)となります(機種によってはL-/R-が逆になることも)。そのためGND(L-/R-)を分離させることができます。それにより逆相クロストーク(R側の電流がL側に流れてしまうこと。逆もしかり)が軽減されるので、結果的に定位がしっかりし、バスドラなどの低域が締まって聴こえるようになります。このようなイヤホンまたはヘッドホンの接続方法は「擬似バランス化」と呼ばれています。

 

余談ですが、僕が知る限りこの擬似バランスをDAPで最初に実験されたのはぜんらさんで、その後fixerさんが検証されてらっしゃったという記憶です(違ってたらすみません)。技術的な詳細や測定結果、作り方などは下記のfixerさんととまとさんのブログが詳しいので、そちらをご参照ください。

 

ブログ ポータブルプレーヤーの擬似バランス化

とまブロ!: iBasso DX90 擬似バランス化ケーブル 自作して聴いてみた。


>4極メスに3極オスを挿して大丈夫なの?逆はどうなの?
4極メスに3極オスを挿すのは問題ありません。3極メスに4極オスも大丈夫。ただしiPhoneなどのリモコン機能がある4極の機種に関しては、リモコン部分のアサインが他の部分に当たってしまうので、片方のチャンネルから音が出なくなる(もしくは音が変になる)ため使用不可です。

>○○(DAP名)って4極?
他については詳しくないのでぐぐってみてください。"機種名+TRRS(もしくは4極)"でぐぐると見つかりやすいかと。ちなみに"TRRS"の意味はプラグの先端部から"Tip Ring Ring Sleeve"という配列の頭文字を取ったものです。3極は"TRS"と表記されます。

>3極か4極かってパっと見でわかるの?
正直パッと見ではわかりませんね。(よく見たらわかるようです。エリーさんに教えていただきました。感謝です。)

見てわからんのなら作った会社に聞けばええやん。というわけで、非常に前置きが長くなりましたが、Shanling/M3の3.5mmステレオミニプラグが3極なのか4極なのか質問してみました。M3自体はBTL非対応なのは知ってるけど、もし4極ならば上記のような擬似バランス化ができますし。

2月19日(木)にShanlingへメール発射。「M3は3極か?それとも4極か?」ってことをGoogle翻訳に突っ込んだだけなので文章として体をなしているかは不明。土曜日に返信がきた。2月28日(土) あ、いや、返事があっただけでいいんだ。

>Dear relorah san,
>The plug for M3 is TRRS.
>Thank you for choosing Shanling.

>Dear relorah san,
ここすき。
>The plug for M3 is TRRS.
えっ?

TRRS(4極)なの?まさかリモコン対応してるってことはないだろう。んじゃ試しに3.5mm4極でAyaのケーブル作ってみるか。作った。雑。構わずぶっ挿す。

 

雑雑アン雑

 

試聴。あ、音違う。低域の締まりが増してる。左右片方ずつ分けて聴いてみる。クロストーク軽減されてる。本当に4極っぽいぞ。「純正ケーブルじゃないんだから音が変わって当然だろ」という突っ込みもあるかもしれません。確かにケーブルのせいも否定できませんが、ここまで全て好意的に変わることはそうないかと思われます。何よりAyaの純正ケーブルをちょん切るには勇気が…。


ってTwitterに書いたら須山社長に捕捉されて「実験用ケーブル送りますよ」というリプライをいただく(;´д`)マジデスカ。ホントスミマセン。

ちなみに先ほどのリケーブル、線材はオヤイデの「銀メッキ7/0.12(0.08SQ)撚線ジュンフロン(FEP)被覆」で、コネクタ部分は「ゼンハイザーモジュラープラグ 赤黒ペア」ってやつの尻尾部分を切断して使いました。Twitterで聞いた話によるとコネクタはあんまし品質が高くないという話なので、購入を検討される方はご注意ください。あとケーブルはタッチノイズが結構ありますね。Ayaから音を出せば気になりませんが。一応URLも貼っておきます。

 

銀メッキ7/0.12(0.08SQ)撚線ジュンフロン(FEP)被覆

ゼンハイザーモジュラープラグ 赤黒ペア


…いやでも僕やShanlingの勘違いだったりとか、プラセボの可能性もあるし、やっぱり4極かどうか目視で確認したい。というわけで、いっちょ分解してみるか。

3.5mm4極を挿した想定の写真。向かって右側のコネクタが3極分。左側のコネクタがGNDまで伸びてるので、4極にはなってます。


あ、やっぱり4極だ。(オチなし

 

 

 

FitEar / Ayaを購入しました。

1月24日。ポータブルオーディオキャラバンの懇親会に参加→ビールが美味い→FitEarの須山社長からあんなことやこんなことを伺う→ビールが美味い→ラスト5分くらいに無理をいって"FitEar/Aya"を試聴させていただく→ええやん!→翌週にはAyaが欲しくなってモヤモヤする→電波を受信→耳型採取→2月1日に耳型出荷→2月24日にAya到着。納期は3週間から1ヶ月くらいと聞いていたので、ほぼ最短で到着しました。

 

Aya 〜彩〜 - HOME

FitEar for Sound and Music - FitEar Aya

れ@(゜q゜;(@relorah)/2015年02月24日 - Twilog 開封の儀など。

 

というわけで、人生初のカスタムインイヤーモニター(CIEM)を購入しました。CIEMとはなんぞやといいますと、ライブなど自分の演奏した音が聞こえづらい環境下で、奏者が自分や周りの奏者が出した音をモニターする(IEM)ためのもので、店で売られているようなイヤーチップがついたユニバーサルタイプのイヤホンではなく、装着者の耳型を採取して作成(カスタム)された、装着性や遮音性を高めたタイプのイヤホンです。


ユニバーサルと比べると不思議な形をしていますが、耳の穴に当てて軽くひねると「つるん」と中に入っていきます。非常に遮音性が高いので、電車の中などの騒音下では非常に有用ですが、移動の際には気をつけて使用する必要があります。


以下、1週間ほど使用したレビューです。DAPはShanling/M3を使用しています。


"FitEar/Aya"は「アニソンに特化したイヤホン」という触れ込みですが、一聴して高域が非常に綺麗に出るという感想です。BA(バランスド・アーマチュア)型ドライバ特有のキラキラ感があります。これまで愛用していた"Etymotic Research/ER-4S"も綺麗な高域を出すタイプなのですが、それに負けず劣らずといったところでしょうか。しかしこれだけ高域を強く印象づけながらも刺さりは感じません。女性Vo.曲との相性の良さも感じますが、個人的にはハイハット音が好みでした。


次に驚いたのは豊かな低域。シングルBA型のER-4Sと比較すると雲泥の差があります。ポタキャラではユニバーサルタイプを聴かせていただいたのですが、その時よりも低音が出ている印象です。これはユニバーサルとカスタムの差か、それとも視聴環境の差でしょうか。質感としては締まった音というよりも、どちらかといえば膨らみを感じさせるタイプ。中域は高・低域と比較すると大人しめなので、一言で説明するとドンシャリタイプということになるでしょうか(悪い意味ではなく)。全体的にはスピード感やキレがあるというよりも、暖かさや柔らかさを感じさせる印象です。


艶っぽさ・生々しさもそこそこある感じです。分解能は高域がハッキリしていますが、中・低域はほどほどといったところ。一音一音を細かく分解するタイプではないけれど、ボワっとしてたりゴチャっとして音が団子になっているわけではありません。形状としてはCIEMですが、音として分類するとモニタタイプではなくリスニングタイプだと思います。僕はあまり聴き疲れするタイプではないですが、そういうところを気にする方には良さそうですね。


個人的には低音がもう少し締まった方が好みなので、バランス化ケーブルを作成して聴き比べてみる予定です。

 

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Bowers & Wilkins / PM1を購入しました。

これまではせいぜい評判のいいイヤホンやヘッドホンを買って聴いて楽しむぐらいでしたが、昨年あたりから急にオーディオ熱が上がりだし、PCオーディオ用にDACやヘッドフォンアンプを購入したり、fixerさん設計のバランスアンプを作成したり、しろくまさんのPhonoka+を予約購入したり、Shanling/M3やLH Labs/Geek WaveといったハイレゾDAPを購入したり、m-Stick DAPとかいうキワモノを作り出したりするなど、様々な事柄に手を出し、首を突っ込み、耳をすましてきました。

そんな中、ヘッドホンとポータブルオーディオについては、ある程度の範囲で満足のいく環境ができてきたのですが、スピーカは15年前に発売された知る人ぞ知る「OP-VH7PC」に付属していた「LS-VH7」というスピーカを使っていました。これはこれで値段よりは良いスピーカだと思うのですが、流石にそろそろお役御免にしたいなぁ、と。そんなわけで、年末あたりからスピーカに照準を絞ってリサーチと試聴を繰り返し、予算の中で自分の好みにあったスピーカを探していました。

大仰な導入部分となりましたが、結果を書くとタイトルの通りBowers & Wilkins(以下B&W)/PM1を購入しました。

PM1は2011年にB&Wの45周年記念モデルとして発売されたスピーカです。当初は価格が30万円台でしたが、生産終了となった805Sのポジションに収められ、805Sと比較されては足りない子と烙印を押され、実売価格もスルスルと20万円台まで落ちてきていました。さらに冠名となる"PM"がシリーズ化される予定でしたが、それが発売中止となったおかげでPM1は一人っ子になってしまうという、ピュアオーディオのスレでは(色んな意味で)残念な子という扱いをされている当機ですが、「実売20万円程度・ニアフィールドリスニング・中高域がよく出て艶やかさ(生々しさ)と解像度があるもの」という僕の嗜好に合うものでしたので、(今のところ)後悔はしてません。お値段は展示品でしたが5年保証がついて17.8万円でした。新品を購入してエージングで音が変わる楽しさを味わうのもいいかなと思ったのですが、どうせ開封したら中古になるんだしなーと考えた末の結論です。

ちなみに以下が他に試聴してきたスピーカの一部です。本当は色々と聴いてきたんですが、品名をメモってなかったせいでほとんど忘れてしまった…。

B&W/685S2・CM6 S2・CM8 S2
ELAC/BS 263
DALI/Rubicon2・Mentor
DYNAUDIO/Excite16・FOCUS140

B&Wは805S(中古1セット25万円前後)と805Diamond(新品1セット50万円以上)が気になっていたのですが、前者は物がなく。後者はPM1よりもランクが上なので、一度聴いてしまったら戻れなくなってしまうのだろうな、という不安から試聴していません。まぁ買い換えたくなったらPM1をオークションに流してグレードアップすりゃいいかーくらいに考えているので、そんときゃそんときです。なお10万円クラスならDALI/Mentorがすごく良かったです。誰かの参考になる気が1mmもしませんが、まぁ戯言なので。

 

とりあえずこれで僕のオーディオライフも一段落つく…はずでしたが…。

 

 

 

Shanling / M3を3ヶ月使ってみて

去年の10月22日にM3が到着してはや3ヶ月。購入当初のファームウェア0.10BETAで気になっていた点が、最新版の1.10BETA(Ver.1を超えていてβってのも気持ち悪いんですが)でどうなったのか、改めてShanling/M3のレビューをしてみます。

購入当初の動作レベルは"もっさり"よりも"重い"の方に寄ってるなーという感じで、ファームウェアのバージョンを確認すると、なんと「0.10BETA」の文字。公式HPを見るも更新データもなく「こりゃやられたな」と思っていたのですが、12月の半ばから急にFWが更新されだし、徐々にですが不満点は改善されてきています。近頃のバージョンでは僕が購入した当初とは別物と呼べるレベルにはなったのではないかと思います。


・動作速度
当初は曲送り・戻しや次曲の再生に1秒(2曲送ると2秒)くらいかかっていたのですが、FW1.03あたりでかなりサクサクになりました。ギャップレス再生とまではいきませんが、体感で0.1秒程度になっています。ファームウェアでここまで改善できるということは結構な衝撃でした。

・操作性
当初、液晶消灯時は操作できないという謎仕様でしたが、これをON/OFFする設定ができました。これは素直に良い判断だと思います。他にライブラリ更新も、手動/自動/電源断時から選択できるようになったり。まだまだ万全とはいえませんが、かゆいところにギリギリ手が触れられるくらいにはなってきています。こちらはより一層のブラッシュアップに期待したいところです。

・表示関連
flacのタグは残念ながら未対応のままです。画面にはファイル名をそのまま表示しますので、ライブラリでアーティストのディレクトリを開いた場合、複数アルバムが入り混じった状態になりますし、ファイル名に曲順を入れていた場合は、"01 *****(曲名)"というのが上からズラっと並びます。これは何とかして欲しいところ。
あとは上で曲の送りが早くなったと書きましたけど、アートワークの表示は0.10βの頃と同じタイミングなので遅れてます。若干気持ち悪さがありますね。

・その他
FWを更新すると言語設定からMy Favoriteまですべて消えてしまうので、頻繁なアップデートは有りがたくもあるのですが、手間がかかる原因でもあります。なんでこういう仕様になっているのかはちょっと理解しかねます。

 ただ現在でも10日に1度くらいのペースでファームウェアが更新されていますので、これが続くのであればより不満点も改善されていく可能性がありますし、こないだお会いしたFitear 須山社長のお話では、近々インターフェイスの刷新があるということですので、「まだしばらくM3で遊べるなー」というちょっとしたワクワクはありますね。

 

そんなんこんなで購入から紆余曲折はありましたが、音質含めて楽しめているので、僕個人としてはなかなか満足感がありますし、悪くない買い物だったなと思います。

 

 

 

m-StickをDAPにしました。

購入から少し時間があいてしまいましたが、下のエントリからの続きです。

m-Stick MS-NH1を購入しました。 - Siren.

 

Twitterでネタとしてm-Stick DAPの画像を晒したら案外反響があったので、ちゃんとした形でまとめておこうと思います。長文になりますが、宜しければお付き合いください。


先のエントリにも書きましたが、m-StickはモニタやTVのHDMI端子に挿して利用するタイプのPCです。スペックはWindowsタブレットみたいなもので、サイズはUSBメモリを1回り大きくした感じ。バッテリは内蔵しておらず、電源は別途microUSB経由でACアダプタから取るのですが、サポート外とはいえ1.5A以上の出力のあるモバイルバッテリでも動作します。つまりその気になればカバンやポケットの中でも動作するのです。
というわけで(?)、僕はこれが発表された時にポータブルオーディオに使えたら面白いなと思いました。つまりポータブルPCオーディオ。言い換えればm-StickのDAP化です。

PCオーディオ。いわゆるひとつのパソコンで音楽を聴くこと。ただ単に音楽を聴くだけなら簡単な話ですが、Windows PCで音質にこだわるには色んなことをしないといけません。詳しく書くと本題から逸れますのでここは省略しますが、foobar2000という音楽再生アプリをインストール。WASAPIの設定。USB DACを接続。音楽ファイルを内蔵ストレージかmicroSDにコピー。プレイリストを作成。それとfoobar2000のショートカットスタートアップに入れておきます。

 

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で、完成したものが上の画像です。見た目はお察しください。DAPはm-Stick自体がそれ。つまりPCがまんまDAPです。USB DACとアンプは当初AK10やGeek Outなどを検討していましたが、ぜんらさんの勧めでAudioQuestのDragonflyというUSBメモリ型のものを購入しました。アドバイス頂きまして感謝です。一番下の平べったいのが、m-Stick動作用のモバイルバッテリです。

これだけだと操作が非常に手間なので、Bluetoothリモコンもあわせて購入しました。CenturyのiRemote Shutterというものです。m-Stick DAPの利用のみに限らず便利なのでお勧めです。ネタとしてWiiリモコンをBluetooth接続して操作するというのも考えたのですが、外でWiiリモコンを取り出してポチポチ操作するという絵面を想像してみたら非常に危険でしたのでやめました。


これでm-Stickの電源を入れると自動的にfoobar2000が起動し、Bluetoothリモコンで再生ボタンを押すと曲が再生されます。スゴイ!(自画自賛)


肝心の音質ですが、Dragonflyが元気よく鳴るタイプのアンプで、非常に僕好みの音がでるようになりました。重ね重ねぜんらさんに感謝です。正直そのへんのハイレゾDAPよりいいと思います。まぁ元はPCオーディオなんで当たり前ですね。音質でポータブルオーディオには負けてられません。操作性?なんですかそれ。
あとはDACとアンプを別々にして3段構成(モバイルバッテリを入れたら4段ですね)にしてもいいですし、USB DAC自体を変えるのもいいでしょう。その辺りはPCオーディオもポータブルオーディオも変わらないので、個人の好みの話ですね。

 

さて、ここから少しややこしい話になります。ただ単に曲を再生するだけならこれでいいのですが、プレイリストを切り替えたい時が問題となります。考えた結果、スマフォでのテザリング+リモートデスクトップで解決しました。Android端末であればChromeリモートデスクトップ。iOS端末であればTeamViewerなどの無料のアプリがありますね。
はじめはm-Stick起動時はWiMAXで接続し、iPhoneの回線で接続も考えたのですが、リモートデスクトップアプリはNAT超えに制限があったりするので諦めました。常時繋ぎっぱなしにするわけではないので、パケット通信しすぎてパケ死したーってこともないと思いますが、念のため気をつけておいてください。

 

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上記画像がiPhoneからリモートデスクトップでm-Stickに接続したものです。ちなみに3G回線でもプレイリストの切り替えや再生/停止の操作くらいなら問題ありません。

気になった点としては、m-Stick設定時にスマフォのテザリングを感知して自動に接続するようにしておくのと、foobar2000を一旦強制的に落として再起動時に「次回からは自動的に通常起動する」を選択しておくこと。この2点が大事ですね。

あとはUSBケーブル。端子は充電用のmicroUSBとUSB DAC用のUSB Aタイプですが、どちらも向きがあるので、ケーブル選びは慎重にした方がよさそうです。
ちなみに動作中にバッテリ切れや電源用USBケーブルが抜けるなどでWindows8.1自体が落ち、復元云々の画面になるともう手出しできません。その場合は家に帰ってモニタに接続。USBキーボードで操作するまでスタックします。はい、致命的ですね。

 

そういう部分に目を瞑れる方のみ作ってみてください。僕は結構貴重な体験をできたと思うので、まぁこれはこれでよかったと思います。いや、ホントですよ?

最後にざっとかかった費用をまとめてみます。

・マウスコンピューター/m-Stick MS-NH1 19,800円
・AudioQuest/Dragonfly Ver.1.2 14,980円
・Century/iRemote Shutter CIA-BTMR-BK 2,782円
・東芝/microSDXC 64GB SD-C064GR7AR30 3,840円
・SONY/USBポータブル電源 5000mA CP-F5B 2,375円
・URBAN UTILITY/USB micro-Bケーブル L型 10cm 800円

総額 44,577円。

…普通に中華のハイレゾDAPが買えますね。というか、M3/Shanlingと大差ない値段だコレ。ま、まぁm-Stickはどっかで使えるからへーきへーき。


 

 

 

Shanling / M3 ファームウェア更新 (1.03→1.07)

みなさんあけましておめでとうございます。今年こそはがんばります。

去年の12月31日にM3のファームウェア更新がきていたようです。FitEarの須山社長のつぶやきで知りました。せっかくなので、フジヤエービックの福袋をF5しながら人柱気分で更新してみました。

 

前回通り、Shanling M3公式からbaiduストレージへ。そこから"M3 FW 1.07.rar"を解凍。4つほどファイルがでてきますが、"m3.fw"をM3の外部ストレージに入れ、設定からシステムのアップデートで更新可能です。FW更新自体は1~2分もあれば終わります。詳細方法は下記エントリをご参照ください。

M3/Shanling ファームウェア更新 (0.10→1.03) - Siren.

では先のエントリと同じく、更新内容のワードファイルをGoogle翻訳にコピペして翻訳後、変更点をまとめていきます。これも最新版の.dacファイルを添付するだけではなく、更新の履歴を追えるようになるとよさそうですね。

1.起動および終了、曲送り/戻り挙動の改善。
→起動や終了はさほど変わらない気もしますが、曲送り/戻りは相当サクサクになりました。正直驚きの速さです。ギャップレスとまではいかないけど、曲が繋がるタイプの音源を聴いてもさほど違和感はないですね。体感ですが、今まで次の曲の再生に1秒ほどかかってたのが0.1~2秒くらいになってます。次曲に送ったさい、逆にアートワークの表示が遅く感じるくらい(こっちは再生1秒くらい表示されないまま)。
あとは電源onが電源ボタンのクリックに反応しなくなりました。1秒くらいの長押ししないと反応しません。これまでは鞄やポケットに入れている際に誤反応するが怖かったので、いい対応だと思います。

2.MicroSDXC 128GBまでサポート。
→128GBは持ってないのでわかりません。

3.MicroSDXCはEXFATをサポート。
→EXFAT対応につき、SDXCを無理やりFAT32でフォーマットするという手間がかからなくなりました。ただ「(FWアップデート以外は)フォーマットせずに使用できる」とのことなので、逆にFWアップデート時ではどのような挙動をするか少し不安です(未確認)。

4.再生中に追加のファイル選択を増やし、曲は位置決め機能を果たしている。
→よくわかりませんが、曲のキャッシュを増やしたということかな。

5.「メディアライブラリ」から「トラック」、ロジックより明確の家。
→不明。ライブラリの種類がかわったのでしょうか。僕はいつもディレクトリから選曲しているのでわかりません(ライブラリはアーティスト→アルバム→曲のような選択ができないため)。

またライブラリは数字→アルファベット→日本語の順でソートされるので、曲名の前にトラックナンバーがついている状態で全曲表示にするとえらいことになります。ファイル名のままではなく、flacのタグを読み込めるようになればだいぶ見た目や操作性も良くなるとは思いますが、まぁ対応まちですね。

6.その他デバッグ
→10分ほど使ってみましたが、それほど違和感はないです。その他の部分でも挙動が改善された気もしますが、気のせいかもしれません。あとは文字のスクロールが左右に行ったり来たりするタイプから、右から左に流れていきループするタイプになっていました。気づいたのが今日なだけで、1.03Betaからそうだったかもしれませんが。

 

今回のファームウェアアップデートで挙動はかなり快適になったと思います。ただ個人的に期待していたUIの刷新はなく、わかりづらい仕様のままでしたので、今後それがどう改修されていくか期待したいところです。

 

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ついにBetaが外れました。