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Siren.

- ダメ萌え日記 Rebirth -

これぞ二刀流!? MEE Audio/Pinnacle P1 レビュー

オーディオ

(この記事はらすくろっ!の「くろなかVol.4(16年8月頒布)」に寄稿した記事を加筆修正したものです。)

 

今回レビューするMEE Audio / Pinnacle P1(以下P1)は、MEE audioという会社が開発・販売しています。僕もいままで知らなかったのですが、MEE audioはアメリカの会社で、MEEは"Music Enjoyment for Everyone"の頭文字から取ったそうです。直訳すると「音楽をみんなで楽しもう!」といった所でしょうか。

MEEは audioはこれまで数千円の低価格帯イヤホンを数種類販売してきましたが、このP1は「2年の歳月をかけてデザイン、設計、リファインメント(洗練)され、かつて無いほどの最高性能を誇るMEE audioのフラグシップモデル」という売り文句をひっさげて登場しました。

 

Pinnacle P1 付属品


P1の筐体は亜鉛合金でできており、メタリックで高級感があります。他のイヤホンと比較すると確かに少し重さを感じられる程度ですが、装着感も非常によく、重さがネックになることもありません。

ドライバはダイナミック型1基ですが、スピーカで採用されているアルミニウムボイスコイルを使用しているそうです。P1は一般のイヤホンよりもインピーダンスが高く、スマートフォン単体では音量は取りづらいとされていますが、手持ちのiPhone6sに直挿ししてみたところ、ボリュームを7~8割くらいまで上げれば問題がない程度に音量が取れました。

付属のイヤーチップは通常タイプ(サイズS/M/L)・トリプルフランジ・ダブルフランジ・コンプライと多種にわたります。いろいろ試して聴いてみましたが、装着感だけでいえばコンプライ。音質は通常イヤーチップが一番だと感じます。

音の特徴としては、中・高域の柔らかさと広がり、のびやかさが一番にあげられます。美音とでもいいましょうか。繊細で透明感があり、綺麗にのびていくといった印象です。弦楽器やハイハット、クラッシュシンバルなどがわかりやすく、一音一音が綺麗に分離され、それぞれにのびて広がっていくという感覚。低域はきつすぎず、かといって不足するでもなく、若干膨らみがあるタイプです。中域寄りではありますが、良いバランスが保たれています。リスニング向きなので解像度で勝負するタイプではありませんが、緩やかな曲や女性ボーカル、オーケストラ等に向くと思います。音場が広く、響きや広がりがあるので、ホール録音されたオーケストラが特に得意な印象です。

ただ、低域を強調するタイプではないので、メタルやラウド、EDMといったノリやキレ、疾走感が欲しい曲はあまり得意ではないかなという印象です。しかしこれはあくまでも付属の「HIGH-GRADE AUDIO CABLE」という純正ケーブルをもちいた際の印象です。このケーブル、材質に銀メッキ純度99.99%の銅をもちいているそうですが、中に抵抗が入っており、この銅ケーブルと抵抗があの美しさとのびやかさを演出しているようです。ケーブル端子はMMCXで、リケーブルが可能となっています。

このケーブルをリケーブルすることによって、P1は汎用型イヤホンに変化します。まず特徴的だった中域の包まれるような優しさが少し影を潜め、かわりに勢いが増し、エッジが立つように感じられます。低域はキレとスピード感が出るようになり、ロックやラウドがノリノリで聴けるようになります。僕も最初リケーブルして試聴した際、「ケーブルだけでここまで変わるのか」と驚きました。個人的にはリケーブルをしたあとのP1の方が好みの出音をしていました。

 

2.5mm4極端子にリケーブル

3.5mm4極端子にリケーブル


まとめますと、女性ボーカルものや、オーケストラなどの響きを重視するならば純正ケーブル。ロック系やEDM、ラウド、スクリームなど低音のキレと疾走感がある曲を聴く際にはリケーブルといったところでしょうか。MMCX端子のリケーブルは自作も含めて入手難度はそれほど高くないと思いますので、是非ともあわせて試聴していただきたいと思います。

同じイヤホンでありながら全く違ったキャラクタを演出してくれる二刀流イヤホン Pinnacle P1。価格も当初の25,000円程度から実売で18,000円程度まで下がっていますので、低価格帯のイヤホンからのランクアップにおすすめです。

Acoustune/HS1004 をお借りしました。

オーディオ

REV様および株式会社日本ディックス様のご厚意でお借りしました。このような機会を与えていただいたことに深く感謝を述べたいと思います。ありがとうございます。

 

さてこのAcoustune / HS1004ですが、僕自身が名前を知ったのは今年の7月末でした。TwitterでPinnacle P1について話をしていた時。HS1005(HS1004の2.5mm4極プラグ版)を勧められ、eイヤホンさんで少し試聴したのがきっかけです。試聴した感じでは低音の押出し感と分離がよく、元気があって良いなという印象でした。その後ありがたいことにご縁が有り、レビューをする機会を頂戴しまして、現在に至るわけです。

 

さて前置きが長くなりましたが、Acoustune / HS1004のレビューです。下記は3ヶ月ほど使用させていただいての感想となります。

 

Acoustune / HS1004

 

ハウジングは100%アルミCNC切削とのことで、質感もよく高級感があります。そして見た目に反して非常に軽いのです。その物理的な軽さからは想像ができないような音が出るので、HS1004を初めて聴いた方はビックリするんじゃないかと思います。

 

出音は一聴して「ああ、やっぱり良いな」と、「これ本当にダイナミックドライバ1基なの?」というのが頭に浮かんだ感想でした。特筆すべきは、豊かで深く沈み込む低音域と、質の良い中音域です。押し出しの強い中・低音域に隠れがちですが、高音域も不足なく出ています。解像度はなかなか高く、スピード感とキレもしっかりとあります。とても迫力がある音を出すのですが、その割には音場もなかなか広く、定位もしっかりしています。音の傾向は、手持ちのイヤホン・ヘッドホンではSennheiser / HD25-1 IIの方向性に近いかな、という印象です。主に男性ボーカル曲のバンドサウンド。他にはロックやラウド、EDMを楽しく聴かせてくれるイヤホンだと感じました。特にギターの唸るような響きが素晴らしく感じられます。

 

付属品一覧。青いイヤーピースはサンプル品?

 

お借りしたのは代理店様の試聴機ということでしたので、サンプルのイヤピースも付属していました。色々試してみましたが、自分にあうイヤピースを探しだして、スイートスポットにジャストフィットさせないと本領の能力を発揮できないタイプかな、という印象です。ただし付属しているイヤピースも豊富ですし、それぞれの耳にあったタイプを探す楽しみもあるかと思います。個人的には青のSpinlFitタイプ(サンプル?)が一番あうと感じました。

 

あとはShure掛け用のゴムチューブがワンセット付属していました。HS1004は布製のケーブルで柔らかく、かつ取り回しが良好で絡まりづらいので、そのあたりは好みで付け外し可能にしてくれているのは気が利いていて良いと思います。

 

唯一気になったのはリケーブル不可な点です。上にもありますように、ケーブルが柔らかいのですぐに断線してしまうような作りではありませんが、リケーブルで音の違いを楽しんだりすることや、万が一の破損・断線時の対応などを考慮すると少し残念ではあります。(特にHS1005は2.5mm4極なので強度面が心配。)

 

 まとめますと、Acoustune / HS1004は実売2万円程度と、昨今のイヤホン事情を省みると中価格帯になりますが、全体が非常に高いレベルでまとまっていて、とてもバランスが良いイヤホンだと感じました。低価格帯からのアップグレードや、キャラクタの違いによる使い分けなど、万人にお勧めできるイヤホンです。

ポタフェスでAstell&Kern/AK70を聴いてきました。

オーディオ

ポタフェス2016 in Osakaへ行ってきました。目当ては新製品ハイレゾDAP Astell&Kern/AK70の試聴です。昼すぎに会場入りして、早速アユートブースへ。AK70の試聴機の前には10人くらいの人がいましたが、試聴機は3台出ていて、かつ試聴時間は5分目安とのことだったので、それほど待たずに試聴することができました。

今回は計2回試聴したのですが、時間にして約10分という短時間でした。その中でのレビューなので、実際の内容と違う部分もあるかと思います。あくまでも個人の感想・体感・印象というレベルであることをご理解していただいた上、お読みいただけると幸いです。

 

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イヤホンは、少し前にハイコストパフォーマンス機として話題になったMEE audio/Pinnacle P1(以前にジャンケン大会でIRIVER社の営業S氏から頂戴したmmcxケーブル。バランス/アンバランス)と、FitEar/Air(アンバランス)の3つの方法で試聴しました。


まず一聴して低域に締まりがあり、ハリと勢いが感じられました。想像していたよりも低域の解像度が高く、これまで僕が試聴してきたAKシリーズとはまた違った感じだというのが第一印象でした。中高域やツヤはそれなり。基本的に元気な出音なのでモニタライクではなくリスニング用途に向いています。音作りの方向性としてはAK100IIに近い気がします。


音質的にはDAP単体でもなかなか満足度が高く、サイズもアルトイズ缶とほぼ同じフットプリントなので多段運用にも向くでしょう(対費用効果を考えるとトランスポータとしての運用はどうかと思いますが)。あとこれは個人的な話ですが、これまでのAKシリーズのバランス接続はどうもあまり好きじゃなかったんですけど、AK70のバランス接続はなかなか良い感じに仕上がっていると思います。twitterでみかけた「外部アンプはいらない」という話も、まんざらない話ではないと思えます。

UIについてですが、動作はAK第二世代と比べてもヌルサクです。手持ちのAK120とは比較にならないレベルでした。MicroSD(60GBほど使用)の読み込みもあまり待たされませんでした。ただひとつ気になったのが、曲再生中に再生箇所を先に進めようとすると、2~3秒ほど音が止まることが何度かありました。キャッシュの問題でしょうか。まぁ普段ではほとんど使わない機能なので、もし不具合として残っても実用上は問題ないかなという気もします。

 

 
実売価格は63,000円(税込)程度らしいので、同価格帯のONKYO / DP-X1との比較が予想されますが、純Android機で多様性のあるDP-X1、携帯性に優れるAK70といった感じで、音の傾向とあわせてある程度の住み分けが可能となる気もします。どちらも一長一短で好みの問題かなと思います。それこそ見た目や、好みの出音・色かどうかで選んでもいいような気がします。僕はサイズ感を重視してるので、AK70を購入しようかと考えています。

最後に某会場で某氏から聞いたような気がしなくもない話を適当に貼りつけて締めとしておきたいと思います。

 

 

 

PS4を盗まれたけど、Amazonが助けてくれた話。

その他

どうもお久しぶりです。なんとか身体は無事に生きていますが、先日精神的に死にかける出来事があったので、その時の話をまとめてみようと思います。久しぶりにブログっぽい内容になります。結構長文。

・4月2日(土)
しのニキとぴよさんと三人で飲み会。ぴよさんが遅れる中、生ハムとワインを摘みながら二人で雑談。酒の勢いで二人ともPS4を購入することに。AmazonではPS4が一時的に品薄っぽくて4月8日(金)着予定とのこと。お互い4月末発売のパワプロ2016が目当てなので、そんなに急がないしいいやーっといった感じでしたが、僕は商品券が使える店で買うからということでその場では購入せず。その後ダラダラと生ハムとワインをおかわりしまくった上に、河岸かえて餃子たべて帰宅。


・4月3日(日)
お出かけしたあとに日本橋をフラフラと回ってみる。商品券が使えるソフマップビックカメラではそれほどお安くないし、中古を探してみるも型落ちが約3万円+消費税。Amazonでは新品が35,956円(税込)。あー、んじゃうちもAmazonで新品をポチろう。4月8日(土)着だけどまぁいいや。…この選択が後に大きな影響をあたえることに。


・4月5日(火)
A「PS4入荷したから今日発送するよー」
おっ、流石Amazon。楽しみにしとこう。パワプロ発売までまだ時間あるからスト5もAmazonで買っとくか。


・4月6日(水)
A「PS4もスト5も今日着だよー」
スト5の配達は日本郵政で、PS4の配達はヤマト運輸か。お問い合わせ伝票番号で追跡したらPS4は宅配ボックスに入ってるな。

帰宅。さて、まずはダイヤル式で施錠されてるポストをあけてーっと…。お、日本郵便からきたスト5と思われる荷物が入ってる。PS4は宅配ボックスの中だから、ヤマト運輸の通知票が入ってる…はずだけど…あれ?…ない?なんで?通知票の入れ忘れ?それとも配達員さんが違うポストに入れてしまったのか?

宅配ボックス - Wikipedia

宅配業者や郵便局が、受取人留守の場合に荷物を入れておき、受取人に紙などで宅配ボックスに配達したことを知らせることにより荷物の受け渡しができる、ロッカー型の設備のことである。留守でも荷物が受け取れるため、共働きで昼間の宅配物の受け取りが困難な世帯や、インターネットショッピング等の通信販売をよく利用する人にニーズが高まっている。


※うちの場合は運送会社が宅配ボックスに荷物を入れて施錠し、4桁の暗証番号を決める。配達員は何番のボックスに何番の暗証番号で荷物を預けたかを記載した通知票をポストに投函。受取人はその通知票をみて宅配ボックスを解錠。荷物を受け取るという仕組みです。

詳しくは書きませんが、ヤマト運輸宅配ボックスに商品を入れる際、暗証番号はだいたい2パターン。閉まってる宅配ボックスにその番号をあてはめて解錠しようとするも、がっ…ダメっ…!流石にちょっとこれはおかしい。もう一度ヤマト運輸のホームページでお問い合わせ伝票番号を追跡。「配達完了(宅配ボックス)」うーん。一度電話してみよう。

ヤマト運輸サービスセンターに電話
れ「宅配ボックスへ配達完了になってるけど、荷物も通知票もないです」
ヤ「申し訳ありません。配達員をそちらへ向かわせます」
れ「アッハイ」

ヤマト運輸の配達員さんが到着。
れ「荷物も通知票も入ってませんでした」
ヤ「えっ、間違いなく入れたはずですけど…。あっ、違う階の人も同じタイミングで通知票を入れていたので、そちらはどうなのか聞いてみます」
れ「お願いします」
ヤ「他の階の方も通知票が入ってないっていってました…」
れ「うーん。もしかして盗難?」
ヤ「可能性は高いですね。上の者を呼びますのでしばしお待ち下さい」
れ「アッハイ」

ヤマト運輸の偉い人が到着。
れ「かくかくしかじか」
ヤ「この度は申し訳ありません」
れ「でもヤマトさんが悪いわけではない(と思いたい)ので謝らないでください」
ヤ「他の階の方も通知票がないとのことなので、やはり盗難の可能性が高いですね」
れ「宅配ボックスは開いていたので、通知票を盗んだということですか?」
ヤ「恐らくそうだと思います。ただ盗難だとこちらからはどうにもできないので、警察に被害届をだしていただけませんか?」
れ「あー、やっぱりそうですか。では明日警察へいってきます」
ヤ「お手数をお掛けしますがよろしくお願いします」


・4月7日(木)
午前中警察へ。ざっくりかくと、盗難の被害届は受理してもらったけど、ぶっちゃけ現状ではまともに動いてもらえなさそうな雰囲気。警察からは監視カメラの有無についてマンションの管理会社に確認してくれといわれる。

 

>マンション管理会社に電話
れ「実はこういうことがあって警察にいってきたんですが、宅配ボックス付近って監視カメラついてます?」
管「(見てきたけどついて)ないです」
れ「アッハイ」

>警察に電話
れ「(監視カメラは)ないです」
警「ちょっと捜査は難しいですね。指紋採取もポストや宅配ボックスは不特定多数の人が触る場所ですし厳しいです。あっ、あとさっきお会いした時はマンション管理会社の連絡先を教えてくれっていいましたけど、やっぱり必要ありません」
れ「えっ、捜査はしてくださらないんですか?」
警「そういうわけではありませんが、監視カメラなどの映像がないのであれば連絡をとる意味がありませんので…」
れ「では僕はどうしたらいいんですか?今後こういう事件が続く可能性もありますよね?」
警「管理会社と話をしてもらって、監視カメラをつけてもらうよう働きかけてください」
れ「(おいおい、マジか…)」

>マンション管理会社に再び電話
れ「警察でこういわれました。僕だけじゃなく他の方も被害にあっていますし、今後のことも含めて対策を考えてください」
管「監視カメラの設置はお金がかかることですし、オーナーと相談して考えていきます。最悪の場合、宅配ボックスの利用を中止することになるかもしれません」
れ「うーん…」

一人暮らしの僕としては宅配ボックスは本当に助かる設備でした。通販で物を買うことが多いので、宅配ボックスがあるマンションを前提として引っ越しをしたといっても過言ではないので、利用不可は困るけど現状どうしようもないもんなぁ。

ヤマト運輸の偉い人に電話
れ「ダメそうです。そちらはどうですか?」
ヤ「実は破損や紛失は保険に入ってるので対応できるんですけど、盗難は保険に入ってないから代替品対応は難しいです」
れ「あー、そうなんですか…」
ヤ「今後は通知票に直接暗証番号を記載しないなど、できる限り対策をします」
れ「ヤマトさんに落ち度はないのにすみません」
ヤ「いえ、こちらこそ申し訳ありません。ちなみに差し支えなければおいくらくらいの商品か教えていただけますか?」
れ「4万円くらいですね」
ヤ「そんなに高価な商品でしたか…。うちとしてはあくまでも問題なく配達は完了しているのですが、こうなってしまった以上、申し訳ないですし悔しいので、なんらかの形で対応できればいいのですが…」
れ「アッハイ…。どうもありがとうございます…」

あー、やっぱり泣き寝入りかー。警察は思った以上に塩対応だったなぁ。あの人達からしたら4万円なんて端金みたいなもんだろうしなぁ。はー。切り替えてもう1台PS4買えばいいかー。どうせもらった商品券だしなー。ハハハ…ハァ。

という内容をTwitterにかいていたら、「Amazonに注文した商品が未着だったけど、Amazonが代替品送ってくれたよ」といったリプライをいただく。僕の場合は「問題なく配達した」って言われてるしどうなんだろう。あと「ヤマト運輸に詰めていくべき」というリプライも多数いただく。うーん、確かにそうなんだけど、現状ではヤマト運輸さんだけが唯一味方してくれてるから、どうこういうのもなぁ…。数日間モヤモヤしながら過ごす。

 

・4月10日(土)
意を決して、ヤマト運輸さんに一報いれてから、Amazonカスタマーサポートに連絡。ホームページから申し込むとすぐ電話がかかってきた。

 

Amazonカスタマーサポートと電話
れ「かくかく略。警察に被害届をだしましたが、現状では動きはありません。とりあえずAmazonさんにはご報告まで」
A「この度はご迷惑をお掛けしまして申し訳ありません」
れ「いえ、Amazonさんに落ち度はないので謝らないでください」
A「ありがとうございます。まずは事実の確認をヤマト運輸にいたしまして、折り返しご連絡をいたします」
れ「あ、はい。どうもです」

>2時間後。Amazonカスタマーサポートから折り返し電話
A「ヤマト運輸に確認しましたところ、やはり盗難にあった可能性が高いということでしたので、代替品を発送いたします」
れ「えっ、いいんですか!?」
A「もし盗難にあわれた商品がでてきました場合はご連絡くださいませ」
れ「あっ、はい。本当にいいんですか?」
A「はい。今後ともAmazonをよろしくお願いします」
れ「えっ、あ、はい。もちろんです。こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします」

Amazon is god.

 

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Shanling/M2を購入しました。

オーディオ

下のエントリにもちょろっと書きましたが、11月前半にShanling/M2というハイレゾDAPを購入しました。

11月5日にタオバオ輸入代行.comという代行業者に依頼し、11月17日に手元へ到着。定価1,480元+送料手数料で、総額34,000円程度でした。ハイレゾDAPとしてはお安い方ではありますが、上位機種のM3との価格差は約1万円とそれほど差がないので、どちらにするか悩ましいところではあります。なお、米Amazonでは$249かつ送料無料(ただし発送は遅め)なので、安く済ませたいという方は米尼や、セール中のAliExpressなどで購入された方が幸せかもしれません。

というわけで、当エントリではShanling/M3と比較しつつレビューしてみようと思います。

・仕様
Display : 2.35”TFT LCD screen(360x400)
Format Supported : APE, FLAC,ALAC,WMA,AAC,OGG,MP3,WAV,AIFF,DSF,DIFF
Sample rate : 44.1kHz - 192kHz
Output Level : 1.3Vrms
DAC : Cirrus Logic CS4398
Low pass filter : JRC MUSE8920
AMP : Texas Instruments TPA6120A2

 

仕様的にはHidizs/AP100に似ているなーというお話です。(エリーさん有難うございます)

・第一印象
小さい。思っていた以上に小さくて軽い。M3と比較すると一目瞭然です。

 M3 : 125.5×69.0×21.0mm 220g
 M2 : 110.0×52.5×13.8mm 118g

 

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フットプリントはXperia Ray SO-03C(111×53mm)とほぼ同等。重さはiPhone5s(119g)と同等と、ハイレゾDAPとしてはかなり小型かつ薄型で、軽い部類に入ると思います。サイズが小さいので多段運用するのにもよいのではないかと思います。

 

・付属品

持ち運び用のポーチ、USB DAC用ドライバCD、PCとの接続用のMicroUSB to USB Aケーブル、コアキシャル変換ケーブル、それと別梱包で32GBのMicroSDが入っていました。あと液晶保護フィルムも2枚入ってましたが、貼るときに剥がすシールが再剥離タイプではなく、剥がすとフィルムにベタベタと跡が残るタイプで、残念ながら実用に耐えません。


・機能
出力は3.5mmフォンアウトと、3.5mmラインアウト/コアキシャル(共有)と、ある程度割りきった仕様です。まぁここは値段相応でしょう。どちらも4極のプラグが採用されていますので、擬似バランス(GND分離)接続も可能です。コアキシャル出力は変換ケーブルが付属していますので、それを繋いだ上でM2のシステム設定→出力先設定から変更することで利用可能となります。これにより今話題のポタアン Mojoとの接続も可能になりますね。

・設定項目
M3はお世辞にも親切な設計とはいえないつくりでしたが、流石にM2はブラッシュアップしてきました。M3にはなかったギャップレス再生、フォルダスルー再生、プレイリスト(m3u・m3ug)の対応など、個人的に非常にありがたいアップデートがなされています。僕はあまり使いませんがEQも細かく設定できるようになりました。M3にもあった電源投入直後にレジューム再生する機能も残っていてくれてました。地味に便利なんですよね、あれ。

・UI/操作性

デフォルトでは中国語表記ですが、ちゃんと日本語表記も設定可能です。翻訳が少しおかしいところもありますがそれはご愛嬌。操作はタッチパネルなし、ダイアルキーと5方向のボタンはM3から変わらずですが、M2はダイアルキーでのスクロールがメイン操作となり、曲選択時にボタンでカチカチしなければいけなかったM3と比べて操作性は上がっています。ただダイアル自体が小さく、M3のようには出っ張っていないので、ボタンを誤爆したりダイアルが回しづらかったりする部分もあり、ある程度の慣れは必要になります。逆にM3はポケットの中に入れていると中で引っかかったりして音量が上がったりすることがあったので、一長一短ですね。

・再生時間
バッテリは2200mAhで公称9時間と記載されていますが、せっかくなのでテストしてみました。ゲインHigh 音量25 flacの連続再生で、満充電から8時間で電池残量18%。その後1.5時間くらいで電池切れとなりましたので、9時間は余裕でもつと思います。DSDについては未確認です。このサイズにしてはかなり頑張ってる方ではないでしょうか。ちなみにM3は3600mAhで再生時間は11時間ぐらいでした。

・音質
味付けはM3と比較すると硬い音になったと思います。締まりが増し、低音がよく出るようになりました。M3と比較すると音場はそれほど広くはありません。分離はそこそこ。M3はふわっと柔らかく広がるような音作りでしたが、M2はどちらかというとカチッとした押し出しのあるタイプだと思います。1年間使ってきたというのも大きいでしょうが、個人的にはM3の方がつよいというか好みですね。それぞれの優位点をあげるとすると、低域や音の締まりはM2、柔らかさや音場の広さはM3といったところでしょうか。

・その他/気になったこと

内蔵ストレージがないのでMicroSD(128GBまで)が必須です。ファームウェアを解凍するとFAT32フォーマッタが付属しています。M2単品ではMicroSDをフォーマットできないうえ、ファームウェアアップデートはFAT32限定らしいので、付属のフォーマッタの利用を推奨します。フォーマッタは64GBまでしか選択項目がありませんが、128GBでも容量を減らすことなく利用可能です。あと細かいことですが、MicroSDを挿入するとちゃんと筐体とツライチになってくれたのは評価しときたいです。M3は下からぴょろんと飛び出していたので…。


購入時のファームウェアはバージョン1.01でした。これが原因かわかりませんが、当初はDSD再生時に音飛びが頻発しました。公式HPにFW1.10が公開されていますので、フォーマッタでフォーマットしたうえ、FW1.10を入れたところ改善しました。ちなみに以前からお世話になっているShanlingのPanさんに確認したところ、DSDはPCM変換再生とのことでした。

 

上記Panさんに「USBデジタル出力もあるといいよね」と話をしたところ、「技術的には可能だから、将来的にファームアップデートで実装したいね」とのことでした。Geek Out V2+に出資している僕からしたらありがたいです。(いつになるかはわかりませんが)

m3uやm3ugファイルの読み取り再生はできるのですが、M2の「プレイリスト」という項目には反映されず、フォルダから再生するよう指定しないといけません。「プレイリスト」という項目にはM2内で作成したものしか入らないようで「使いづらいから何とかならない?」とメールしましたが、「僕もそう思うけど、プロダクトマーネジャは否定的。ユーザの意見の数次第だね」とのことでした。

これは一番の懸念事項ですが、低インピーダンスのイヤホンでゲイン Highだとホワイトノイズがかなり乗ります。Lowにすればそこまで酷いレベルではありませんが、気になる方には辛いと思います。ホワイトノイズについてもPanさんへメールしたところ、下のようなリプライが…

 

>The background noise is related to our circuit design-we have speficif headphone amplifier design in this DAP, using 6120 and other good chips. The white noise is brought by these but it is not affecting hearing.

意訳)いろんなチップの影響でホワイトノイズがのってるけど、音楽聴くには影響ないよ。

アバウトすぎ(´д`;)さすがや。

 

最後に分解画像をアップロードしておきます。何かの参考になりましたら幸いです。もちろん分解や改造は自己責任でお願いします。不具合や故障が発生した際は責任を持ちませんので、あらかじめご了承ください。

 

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